12
2016

緊急手術

CATEGORY腎不全
2016年3月5日

同じ日の夕方、やっと新しい病院の予約時間が近づいたので、転院の準備をしてもらった。
静脈点滴の管を外して、新しいエリザベスカラーに変えてもらった。
エリザベスカラーを変えるとき、しゃーっと獣医さんに吼える姫様。
怒る元気があるから大丈夫ですと、獣医さんに笑われた。

転院先までは車で30分くらい。
夫が運転。私は助手席で扉を開けたキャリーを膝の上に抱いていた。
開いたままのキャリーから足を伸ばして、尻尾を上下に揺らす姫様。
夕日をあびて黄金色になっていた。
お家に帰れると信じているのか、目がくるくるして嬉しそう。
その目はとても死に向かっている目じゃなかった。
絶対、何があっても助けると夫と誓った。

転院先の病院はいつもの病院より大きくて、設備も整っているそう。
受付もかなり大きく、診察時間前にもかかわらず既に何組か待っていた。
予め前の病院が話してださっていたおかげで、受付はスムーズにしてもらえた。

診察後、先ず今回の急変の原因に心当たりがないか聞かれた。
ユリ科の植物、ラジエーター液、また保冷剤なども腎不全の原因になるとのこと。
どれも心当たりがないことを伝えた。
先生は先ず、透析ができるかと併せて他に原因がないかを検査するとおっしゃった。

30分ほどに再び呼ばれ、詳しい病状を説明してもらった。
今回の急変は尿管閉塞からきているとのこと。
二つある腎臓の片方は恐らく随分前から機能しておらず、残った片方の尿管に結石がつまってしまったことから急激に悪くなったそう。
この尿管のつまりをとれば、腎臓の機能も回復するかもしれないと説明を受けた。

外科手術しかこの結石をとる方法がないが、尿管切開は再発のリスクが高い。
尿管ステントは姫様の尿管が細すぎるので無理。
最後のSUBシステムという方法しか助かる道がないらしい。

SUBシステムとは今ある尿管の代わりに人工的に腎臓と膀胱の間にバイパスを作る手術で、5年ほど前に開発されたものらしい。
間にポートと呼ばれるハブみたいなものが皮膚の真下に埋め込まれ、手術後も定期的に注射でバイパスのチューブを洗浄することができるそう。

助かる道はこれしかないが、血液検査の結果、姫様は既に多臓器不全一歩手前までいっており、術中の突然死もあり得るとのこと。

この病院への移動中、ふたりでどんなにわずかな可能性でも賭けようと決めていた。
もちろん即答で手術をしてもらうことに決めた。

手術は当日の夜にしてもらえることになった。
終了予定時刻は夜10:30くらいとのこと。
お見舞いは翌日の診察時間内まで待って欲しいと言われたので、そのまま姫様に次の日必ず来ると約束して病院を後にした。
スポンサーサイト
ランキングに参加してます。ポチッとして頂ければ嬉しいです。
にほんブログ村 猫ブログ 猫 闘病生活(腎不全)へ にほんブログ村

 FC2ランキング 

0 Comments

Leave a comment