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2016

タラレバ話

ニャンズの闘病生活が始まってから、なるべく過去のことを振り返らずにいようと思ってきた。

過ぎたことを後悔しても、今、目の前にいるニャンズの体調が良くなるわけじゃない。

それよりも今できることを精一杯しようと決めてきた。

って、タテマエなんだけどね。

夫と今後の話はいっぱいするけど、過去のことを口にするのは色々と辛いので極力避けてきた。

でも、このブログを読んで下さる方の中にはまだ病気になる前のにゃんと暮らす方もいるかもしれない。

腎不全ではなく尿管結石で検索された方もいるだろう。

あの時こうすれば良かったと、我々には遅いことでも今後役に立つ方もいらっしゃると思う。

今回だけ、タラレバの話をして、あとはキッパリと前を向き直そうと思う。

最初に王様の尿にストルバイト結晶が出たときの処置は早かったと思う。

これは四六時中にゃんと一緒にいるからできたことだが、おしっこポーズをしているのにおしっこが出なかったので、その一回ですぐに病院に連れて行った。

雄猫に尿道結石が多く、おしっこが出ない状態が危険なことは知っていたから様子を見ることはせずにすぐに処置をしてもらった。

カテーテルを入れてもらったが、詰まりもなくまだ石になる前の状態で、その時はヒルズのC/Dドライをしばらくあげるだけで済んだ。

病院で購入した大袋終了後はもとのフードに戻したが、数ヶ月後再び同じ状態になり、それからはずっとC/Dをあげていた。

ここに問題があったように思う。

C/Dは維持食でもあるので、あげ続けても構わないとあるそうだが、王様はその時既に7歳をとうに超えていた。

ヒルズのC/Dは比較的ナトリウムが少ないフードみたいだが、それでも王様の年齢には少し多かったのかもしれない。

ストルバイト結晶が出る時点から、もっとおしっこのpHに気を遣うべきだった。

今のように毎日計測は無理にしても、定期的にpHをはかりながら、シニア用フードをあげる方が腎臓のためには良かったと思う。

あとはフード形態の選択。

ずっとドライフードの方が歯石予防のためには良いと信じてきたが、王様は丸呑み派。

そして猫の多くは餌をよく噛むことはしないらしい。

ドライフードを噛むことで歯磨き効果があるというのは、丸呑みすれば意味がない。

それならば、処方食への切り替えも踏まえて、ドライフードとウェットフードを半分ずつにすれば良かった。

うちのにゃんずは週末だけ缶詰にしていた。

でも、ウェットフードをメインに食べる猫の方が結石になりにくいという研究もあるらしい。

実際、私の実家のニャンズは缶詰をメインに育ってきたけれど、どの子も一回も尿路結石になっていない。

それを知りながら、ドライメインにしてきたのはやっぱり歯石予防神話を信じていたから。

それなら子供のうちから歯磨きに慣れさせる方がよっぽど効果的。

生後3ー4ヵ月で我が家に来た王様達。

面倒がらずに2日に一回でも歯磨きの習慣を付けておくべきだった。

歯磨き自身の効果はもちろん、口の中に指を入れられることに抵抗しないようになるのが大事。

王様は性格のせいか、喉の奥まで指を突っ込んでも大丈夫。

でも姫様は口を触られるのが嫌い。

子猫のうちから慣れさせれば違っただろうに。

指を突っ込んで嫌がらないと投薬しやすい。

おかげで王様は毎晩ネフガードの粒を3つ直接口に放り込める。

今後サプリなんかを試すときも王様は楽にあげられるが、姫様のことが心配。

あと尿比重の定期的なチェックも普通の家庭でできる精一杯の検査だと思う。

犬猫用の尿比重計なんて3000円台で買える。

病院で検査することを考えると数回で元が取れる。

もちろん、それだけで病院に行かなくても良くなるわけじゃない。

ただ、いくつか前のブログでも書いたが、ウェットフードをメインにしていると尿比重が低めに出ることがあるらしいので、健康なときの尿比重を把握することが大事。

それでもやっぱり7歳を過ぎると半年に1回は血液検査もした方が良い。

正直、腎不全の進むスピードは個体差が大きいので早めにわかってもあっという間に進行してしまうこともあるんじゃないかと思う。

それでも早い段階から処方食に切り替えられると、生存年数に差が出ると証明されているようなので、無意味ではないかと……。

そして水分の管理。

王様の尿に結晶が出てからは、2にゃんともドライフードに水を足していた。

でもいつも適当に足していただけなので量を把握していなかった。

簡単な計量カップで良いから、ちゃんと決まった量の水をあげれば良かった。

最初からウェットフード+ドライフード+水で育ててあげれば、今みたいに処方食をあげなくちゃいけないときに薄味に慣れていたのにと思う。

病気になってからの味の変化は健康なときより食欲が落ちると思う。

猫の一番かかりやすい病気っていうのはやっぱり尿路結石と腎不全みたい。

普段の食事管理と水分だけで予防できる確率が上がる。

気を付けていたつもりだった。

フードもなるべく良いものを探してきたし、水分が必要と聞いてからはフードに水を混ぜて対応したつもりだった。

結石に関してはかなり体質にもよるみたいだから、これだけでは防ぎきれないこともあるんだけどね。

水足しウェットフードと毎日の歯磨き、そしておやつにドライフードって言うのがベストかもしれない。

猫は用心深い性格で幼少の頃に食べたものしか食べないという話もあるしね。

そしてケロリンは体力と水分を消耗するのでできるだけ頻繁にブラッシング。

本当にたいしたお世話じゃないのにね。



明日でお盆休みも最終日。

休み中は本当にどっぷりニャンズと一緒にいられた。

明後日からは又仕事と下僕業の両立。

それでもニャンズが一緒だから仕事もがんばれるんだよね。

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子供の頃の王様
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3 Comments

まー  

はじめまして

はじめまして。しばらく前の記事にコメントしてしまってすみません。
今5ヶ月の子猫と暮らしているので、この記事は特に参考にさせていただきました。
ただし二代目猫で、先代が腎不全でしたが、、。

先代もずっとドライフードで、雑種なのに4歳で尿管結石を発症しました。
今、総合栄養食のウェットフードを探しています。(なかなかないものですねー。)

季節の変わり目ですが、王様も姫様も、さばちりさまも、ご無事にすごされますよう。

2016/09/28 (Wed) 19:52 | EDIT | REPLY |   

さばちり  

Re: はじめまして

まーさん
コメントありがとうございます。
すーさん日記拝見してますよー。
こちらこそ、先代のすーさんの時は私もいろいろ参考にさせて頂きました。
すーさんも手厚く看護されて幸せだったと思います。

ふぃーちゃんはまだまだニャン生始まったばっかりですね。
ウェットフードは総合栄養食、かつ衛生管理が大丈夫そうなメーカーとなると
やっぱり限られてきますよね。
我が家は療養食を作っているメーカーをローテーションに入れてました。
療養食が必要になったとき、同じメーカーの方が移行しやすいかと思って。
そうするとやっぱりロイカナかヒルズになってしまうという選択肢の少なさ。
ちなみに我が家のニャンズが子供の頃はまだウォルサムとロイカナは合併してませんでした。

それでは ふぃーちゃんの成長ブログ、これからも楽しみにしてますね。



2016/09/28 (Wed) 22:10 | EDIT | REPLY |   

まー  

ありがとうございます

お返事ありがとうございます。
すーのときは進行が早くて大パニックになったまま書いてたので、何か役に立つことがあるのか不安なのですが(汗 あればいいのですけれど。
ロイカナに子猫用の総合栄養食があるのは見つけてましたが、同じシリーズで成猫用もあるのですね!(なぜか見つけられてませんでした。やっと見つけました)
ヒルズのほうもメーカーサイトにこそっと載っているのをやっと見つけました。
一安心しました。ありがとうございます。プレミアムのウェットは値段がとてつもないですし、、。

すーが4歳の時に食べてたphコントロールも、当時「ウォルサム」でした。
ごはんに文句の少ない子だったので、いつもはワイソンのドライばかりで、ローテーションさえしなかったのに療法食に変えても平気で食べてくれていましたが、今思えば可哀想だった気もします。ふぃーとの生活は私にとってのセカンドチャンスということで、できる範囲でおいしい思いさせてあげようと思います。ありがとうございます。

2016/09/29 (Thu) 01:49 | EDIT | REPLY |   

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