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19
2019

幻の誕生日

CATEGORY未分類
今日は姫様の誕生日だった。

本当だったら十四歳になった姫様をサーモンでおもてなしするはずだったのに。

去年の姫様の誕生日を最後に、今年は誰の誕生日もお祝いすることができなかった。

うちの子供たちの誕生日のごちそうは舶来品(笑)のお高い缶詰だった。

普段は買わないような値段の缶詰を開けてお祝いした。

記念日のごちそう缶と週末のお楽しみの普通の缶詰。

子供の頃からウェットフードを食べていたおかげで、晩年のフードの切替が比較的スムーズだったような気がする。

王様には強制お給仕生活もあったけれど。




去年の姫様のお誕生日は、なんでやねん地方を襲った台風のちょっとあとだった。

あの日、ものすごく揺れる家の中で姫様は珍しくオロオロしていたっけ……。

事務所の窓ガラスが割れてブラインドが壊れている間、代わりにぶら下げていた白い梱包材にじゃれてくるまって寝ていた。

姫様は最後まで子猫のまんまだった。

もう少し姿も年老いてくれたら、私たちもちょっとは覚悟できてたのかな?

今日はきっと王国で盛大なパーティが開かれてたんだろうと思う。

今晩の夢に報告しに来てきてくれると嬉しいんだけどね。


IMG_7302.png
貼り直しても貼り直してもじゃれてぐちゃぐちゃにしてしまう姫様。




P.S.
のさま
姫様のお誕生日のお祝いのご連絡をありがとうございます。
誰かの記憶の中にいる限り、姫様も王様も本当の意味でいなくなってはいないんですね。
05
2019

かりそめの暮らし

CATEGORY未分類
明日9月6日は生まれて初めて家族にした初代ニャンコさんの命日だ。

そして姫様の6回目の月命日でもある。

この半年間、本当に久し振りにニャンズのいない生活をしている。

ニャンズのために必要最低限しか出掛けない生活を続けてきた私たち夫婦。

いなくなっちゃうと羽根が生えたように出ずっぱりになるのかなと思っていたけれど、意外にどこにも行かない。

あんなにいろいろ行きたいところがあったはずなのに、出かける気力がわかない。

お出かけして帰ってきても、飛んで迎えに来たあの小さな毛玉たちはもういないんだ。

そしてニャンズと生活してきた小さな癖だけはずっと残っている。

夜寝るときはリビングで悪さをしないように、リビングに繋がる扉に鍵を掛け、反対に起きてる時間帯にはニャンズが通るための隙間を少し空ける。

それでもいつの間にか焼き魚を配膳したままテーブルを離れたりすることも増えてきた。

姫様を抱っこしているときにさえ寝相の悪かった私。

ストッパーがいないとひどいことになっている。

昨晩はベッドに対して垂直になって寝ていたらしい。

どうやって転がったんだろう?



またいつか新しいニャンズを迎えるつもりの私たち。

今はかりそめの暮らしなんだと思いながら生きている。

ブロ友さんたちのニャンズの元気な姿を見ては在りし日の王族を思い出し、病気の子がいるところを見ては闘病時の不安な気持ちを再び味わい。

ちょっといろいろと見るのが辛すぎて、少し猫からは距離を置いて生活してきた。

でもいつまでもそんなじゃ、きっと王様も姫様も安心して虹の橋の上で遊べないよね。

まだ新しい家族がいつ来るのかわからないけれど、その子たちに頼りきりにならないようにしっかりしなくちゃね。
18
2019

明日で一年

CATEGORYその他
コメントありがとうございます。
写真、本当はもっと姫様が落ち着いたら、ちゃんと公開できるように撮ろうと思ってました。
そんな余裕もなくあっという間に姫様が去ってしまい、残った画像が数少なく……。
チューブは本当に皮膚から唐突に出てる感じで、そんなに痛々しいものじゃないです。
扱いに注意は必要だけれど、抜けてしまっても空気に直接触れるわけじゃないので気胸にもならないそうです。
症状が進むにつれ、麻酔の危険性が高くなるので、手術をするのなら早い決断の方が良いかもしれないです。



明日、6月19日で王様が王国に帰ってちょうど一年になる。

不思議なことに王様がいなくなってからの一年はあっという間な気がする。

姫様を亡くしてからの3ヵ月はものすごく長く感じるのに。

きっと王様が行ってしまったあと、姫様との時間がすごく貴重で早く過ぎ去ったからだろうな。

去年のこの時間、私たち下僕ズはもう数時間のうちに王様とお別れしなくちゃいけないことを漠然と感じていた。

そのころ撮ったセルフィ、王様を真ん中に二人してムリクリ笑ってるんだけど、目が全然笑ってない。

あの頃からしばらく、下僕ズは温度を感じることが出来なくなってしまった。

去年の夏は猛暑だったみたいなんだけど、まったく記憶がなくて。

もちろんエアコンつけてるせいもあるんだけど。

夏よりも王様がいない冬の方が下僕2には堪えたみたい。

いつも王様は下僕2と寝ていたから。

でも今年の冬は、私も寒いんだろうな。

て、まだ夏も始まったばかりなのに、もう冬の心配をする私。

本格的に寒くなる前に、新しい家族が来てくれますように。

IMG_3352.png
5年前の今頃、王様ちょっとフクフクしてる?
13
2019

胸水対策いろいろ 注)ドレーン装着後の写真あります

CATEGORY
コメントありがとうございました。
お役に立てないことの方が多いけれど、闘病時、誰かに聞いて(読んで)もらうだけでずいぶん頭が整理できました。
猫の情報って身近に交換できることが少なかったので、今の猫友さんたちはとても大きな味方です。
この輪が繋がって大きくなって欲しいけど、病気のニャンコが増えるのは困る!!
というわけで、みなさん我が子自慢して行って下さい。
指くわえて見てるから……w


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姫様が最初に胸水を抜いたのは2月8日の深夜だった。

その夜のことはとてもよく覚えている。

夜に呼吸が浅くなって、肺がんのことを考えると胸水かなとは思っていた。

救急センターに着くまでは「胸水だったら抜けば楽になれる」と期待していた。

でもいざ胸水であることがわかると、それはそれで絶望感でいっぱいだった。

近しい身内にガンの人はいなかったけれど、胸水というのは末期症状という予備知識はあったから。

そしてガンが原因である以上、この胸水には対処療法しかない。

溜まったら抜くという繰り返し。

色々と対策を調べ始めたけど、想定していたより胸水の貯留スピードが早かった

どうやら、人間の肺がん患者の場合は胸膜癒着という方法で胸水を予防するそうだ。

胸膜間にタルクや抗生剤を注入して人工的に炎症を起こし胸膜同士をくっつけてしまうそうだ。

胸水の溜まるスペース自体をなくしてしまうということらしい。

猫ちゃんの乳び胸という病気で同じ処置を行っている記事を見かけた。

それなら姫様にもやってもらえるかもしれないと、かかりつけの病院で聞いてみた。

でも、あまり普通の動物病院ではしない処置らしく、ご存知なかった。

調べてみますとおっしゃっていただけたけれど、そのあと自分でもうちょっと調べてみると、なんかこの処置ちょっと痛そう?

処置を受けられた患者さん(人間)が書いた記事を読むと、どうも胸が焼けるように痛かったと書いてある。

過去に症例がなかったこともあり、姫様には結局この処置はしなかった。

でももう少し突っ込んで研究していただきたいなと思ったところだった。

それで、代わりに病院側から提案いただいたのが胸啌ドレーンという方法だった。

チューブを胸膜の間に留置して自宅で胸水を抜けるようにする。

これも調べてみると、膿胸のニャンコさんに処置されている記事を見かけた。

膿胸の場合は、症状が解消されて病気が治ったらチューブを外すことができる。

でも姫様は完治の見込みがないガン。

一度チューブをつけると一生外すことができない。

どんな風にチューブが出てくるのかも気になるところだった。

ネットで検索してみても、なかなか出てこない。

やっぱりドレーン装着後の姿は家族としても気になるところだと思う。

かなり迷ったけれど、やっぱり写真を公開することにした。

このドレーンの設置、結構個体差があると思う。

姫様は被り物も平気だし、エリカラもすぐに慣れちゃうような太い神経をしていたので、病院から提案されたときも迷うことなくこの方法を選んだ。

でも王様だったら考えたと思う。

王様は被り物こそOKだけど、結構神経質なところがあって、自分の気に入らないものがついているとかじりついてしまう。

でも姫様の場合、毎日病院で鎮静剤を使わないといけなくなる日のことを考えると、他に選択肢はないように思えた。

手術中に危険な目に合わせはしたけれど、手術をして、次の週には自宅で抜けるようになって随分姫様も楽になったようだった。

家で胸水を抜いていた時、保定は下僕2の役目なんだけど、姫様、下僕2の膝の上で胸水を抜かれながらゴロゴロ言ったりして。

あのときはこのまま家で胸水を抜きながら、もう少しはゆっくりと一緒に居られると思っていた。


IMG_0750-3.jpeg
アンニュイな姫様
(トップ画像がドレーンなのはイヤなので……)


この下にドレーン装着後の写真があります




































image-3.jpg

病院で撮った動画からのキャプチャなので画質悪いです
診察室内なのでぼかしをかけてます
(チューブの先端の緑の部分はチューブのキャップ)
06
2019

3回目の月命日

CATEGORYその他
今日は姫様の3回目の月命日だった。

姫様の旅立ちの瞬間に立ち会わなかったせいなのか、やっぱりまだちゃんと実感がない。

姫様は片腕を伸ばしたところでこと切れたという姿が最後の姿だった。

それは途中で電池が切れて止まってしまったロボットみたいで、またいつか動き出して私たちの前に出てきてくれるかもしれないと思ってしまう。

それは3ヶ月たった今でも同じで、やっぱりちゃんと受け入れていない。

王様はその瞬間に立ち会ったせいか、本当にいなくなっちゃった実感があり、とても悲しかった。

姫様が虹の橋へ渡ったときももちろんとても悲しかったのだけれど、王様のときのような絶望感がなかった。

仕事に逃げたことも大きかったけれど、今ここにいないだけで、ひょっこり帰ってくるんじゃないかと待ってしまっている。

本当は姫様の闘病のことをたくさん書きたくて、記事もほとんど出来上がっている。

でも、アップするタイミングを逃してしまってそのままだ。

もしかすると、どこかに姫様と同じ症状で苦しんでいて、その情報をすごく待っている方がいるかもしれない。

もしそうなら、本当にごめんなさい。

ちゃんと記事は出来上がってるので、近日中に公開します。

ちょっと写真のことで上げるかどうしようか迷ってたところがあって……。

このまま王様と姫様を更新のないブログに埋れさせておくのは嫌なので、頑張って時々は更新したいと思います。

少しでも闘病している仲間のお役に立てたらと……。

それで、やっぱりコメント欄は開けておきます。

もしかすると、同じ症状で困った方や聞きたいことがある方がいらっしゃるかもしれないから。

ものすごく偏った知識しかないですけどね(笑